5 競争戦略と現場力 現場発想の戦略こそが実効性を担保する あらゆる現場には、新たな発見、新たな「戦略の芽」がころがっている
「現場から戦略を組み立てる」ことは、自分たちが何が得意で、
何が不得意なのかを再認識することにもつながる。
組織性を欠き、適社性、納得性に合わない遊離してた戦略が生まれてくるリスクは小さい
一方、現場の組織能力に縛られ、大胆な発想が制限されるという指摘もある
とんちゃんの失敗事例
10年前の経営計画は、自社の強みを生かすことがないものでした。
何をすれば売り上げをあげられるかの視点だけで自社の得意分野でないことばかり
追求していましたね。
マーケットの基本は 「誰に」 「何を」 「どのように」ですね
自社の強みは、伝票印刷=「何を」 これを外して
一からから 「誰に」 「何を」 「どのように」を考えていたのでは何もならないことを
この時期に身をもってしりました。
「誰に」 お客さんが多くいそうなことを考えて 「何を」「どのように」と考えていましたね。
それぞれの分野には すでにそれを得意とするライバルがひしめいています。
それではだめだとわかって 自社の得意分野で戦うかとを決めたんです
そこで今までは 伝票印刷依頼するお客さんはペーパレスでどんどん減っていく
だからだめだという考えから 伝票印刷のマーケットを自社が倍に増やしても
大勢に影響はない微々たるものじゃないかと気づきがあってから
時代の先端であるeコマースと組み合わせたらどうなんだろう
でもSEOもわからずとにかく本屋さんで3冊SEOについての書籍を買って
勉強はじめたことからですね
ここから
全国の伝票を必要とするお客さんに 伝票を eコマースで 販売する
という仕組みを作り上げてきました
今まで商売を続けてこれたからは、そこに何か見落としていることがあるはずです
現場に立ち返ることが大切でそれしかないと実感しています
- 2014/11/17(月) 10:53:45|
- 現場力を鍛える 遠藤功氏著 東洋経済新報社
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